膝痛について
2002年『ニューイングランド・ジャーナル・オブ・メディスン』(ニューイングランドの医学雑誌)に、ベイラー医科大学の研究が発表されました。 ブルース・モーズリー博士は、膝痛の患者を3つのグループに分けました。
1つめのグループは、手術をして痛んだ膝の軟骨を削りました。
2つめのグループは、膝関節を洗浄し炎症反応を引き起こすと考えられる物質を除去しました。
3つめのグループは、「偽の」手術を行いました。麻酔をかけ、皮膚を切開しました。手術中の医師と看護師の会話や物音も手術をしているときと同じようにしました。そして、何もせずに、開いた皮膚を縫い合わせました。
この実験の結果は、どのグループともほとんど差はなく、膝痛の患者さんはよくなりました。
3つ目のグループだった患者さんの中には、以前できなかったバスケットボールなどが出来るようになったそうです。
以上の実験結果からも解かるとおり、痛みの多くは、骨の変形や軟骨がすり減ったからではありません。脳神経系の誤作動により、筋肉が痛みを発しています。骨に変形・ズレ、軟骨のすり減りがあっても、あきらめずに頑張りましょう。
参考文献:ブルース・リプトン医学博士『思考のすごい力』PHP研究所2009年
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