2015.04.06
カテゴリ：腰痛 慢性腰痛
☆腰痛には安静が必要ですか？
てんびんカイロプラクティックに初めて来られた方や、初めてお電話で問い合わせ頂いた方から、よく下記の質問を受けます。
「腰痛になったら、安静にすべきでしょうか？」
答えは、
「普段の生活をできるだけ続けて下さい。」
と答えさせて頂いています。
腰痛は、怪我ではないので、なるべく普段の生活を続けた方が早く治ったという研究があります。
2001年に発表されたオーストラリアの有名な研究です。
オーストラリアのビクトリア州で、
腰痛患者を減らす目的で住民に、
「痛みがあっても、活動的な生活や仕事をつづけ、安静は最小限にすべきです」
と訴えました。
また、医師にも不必要な検査や治療を避けることを推奨しました。
その結果、腰痛があっても動ける範囲で仕事や日常生活をする人が増えてきました。
さらに、腰痛を理由にした障害保険請求も15％も減少したのです。
西洋１５か国のガイドラインにも、
「ぎっくり腰には、安静はすすめない」
「慢性腰痛のひとにも運動をすすめる」
と言ったことが書かれています。
参考図書：松平浩「新しい腰痛対策Ｑ＆Ａ21」公益財団法人 産業医学振興財団
腰痛になっても、できるだけ普段通りの生活をして下さい。
詳しくお知りになりたい方は、
てんびんカイロプラクティックにご相談下さい。
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