☆姿勢は腰痛に関係ありません
腰痛は、姿勢が悪いからおきる、という話をよく聞きます。
しかし、腰痛と姿勢には、何の根拠もないのです。
以下の表は、アメリカのフレンフロウとウィリアムズが、
腰痛患者200名と健常者200名のレントゲンを比較したものです。
腰痛患者 | 健常者 | |
---|---|---|
脊柱側弯症 | 30.0% | 45.5% |
前弯過剰 | 1.0% | 2.5% |
前弯減少 | 22.0% | 22.0% |
(Fullenlove TM & Williams AJ: Radiology, 1957)
脊柱側弯症とは、背骨が左右にずれているというものです。
前弯過剰と前弯減少とは、背骨は横から見ると、S字になっているのですが、そのS字が極端なものとS字がないというものです。
もし、姿勢が腰痛に関わっているとしたら、腰痛患者の背骨の異常が健常者より多くなるはずです。
しかし、上の表の通り、脊柱側弯症と前弯過剰は腰痛患者より健常者の方が多かったりしています。
前弯減少は、腰痛患者と健常者には、差がなかったという結果になっています。
この実験は、今から約60年前に行われていて発表されています。
しかし、いまだに腰痛と姿勢に関係があるという情報が流れているのは不思議ですね。
(参考文献:長谷川淳史『腰痛は終わる!』WAVE出版、2004年)
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