2015.02.16
カテゴリ：腰痛 慢性腰痛
腰痛の女性が来られました
腰痛の女性が来られました。
寝返りをうつときや、朝起きるときに痛みを感じるということでした。
施術前に検査すると、動かして痛むことはありませんでした。
しかし、仰向けになって、膝を立てて右に倒すと、
腰や右の股関節も痛むということでした。
体全身のバランスを整えた後、
腰周りの力を抜いてリラックスしたイメージをして頂きました。
すると、両足の長さが変わり、足に力が入らなくなりました。
神経の働きには、
「力を入れる」という働きと「力をぬく」という働きがあります。
上の図は、腕の筋肉の例です。
脳・神経系の指令で、力を入れる筋肉と、
力をぬく筋肉が同時に行われることにより、関節は曲がります。
この女性の場合、脳神経系から腰周りの筋肉に、
「力をぬく」という指令が届きにくくなっていました。
そこで、「力をぬく」という神経の働きを整えておきました。
帰りがけ、
「体が軽くなりました。今日は途中から体がふわふわしていました。
以前も1回同じ感覚になったことがありました。」
と喜ばれていました。
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