交通事故後の腰痛でお悩みの方に相談を受けました

2015.07.07 カテゴリ：腰痛　慢性腰痛

画像の説明

交通事故の後、腰痛に悩む男性に相談を受けました。

今年の3月に交通事故にあったそうです。
信号待ちをしていて、後ろから追突されたとのことでした。

事故の次の日に、整形外科に行き、
レントゲンなどを取ってもらい、
特に異常はないとのことでした。

しかし、数日後、徐々に腰が痛くなってきたそうです。
それから数か月、だんだん痛みはひいてきたそうですが、
ときどき腰痛があるとのことでした。
通勤などで歩いているのですが、
「歩いてもいいでしょうか？」と聞かれました。

私は、以下のように説明しました。
１．レントゲンで異常がないと言われたので、安心して下さい。
２．痛みは、骨の異常が原因なることは、殆どありません。
３．筋肉が硬くなると痛みを発します。
４．交通事故などの突発的なことを、無意識に脳が覚えることがあります。
５．外傷（怪我）がなければ、心地いい範囲内で体を動かして下さい。
６．あまり心配せずに、安心すると痛みが軽減しやすくなります。

以上のように説明しました。
すると、
「体が悪いわけではないのに、痛みを発することがある」
という内容に納得して頂き、とても安心された笑顔になられていました。

3月に医者から、
「安静にして下さい」と言われたのが、
ず～と頭の中にあったようで、
体を動かすことに不安があったようです。

レントゲンやＭＲＩで異常（骨折や大きな病気）がないと言われたら、
安心して、どんどん体を動かして下さい。