2019.11.21
カテゴリ:誤作動
変化を感じましょう
長い間、痛みやしびれ、自律神経系の症状に悩まされていると、
症状が出る程度や頻度が下がっていても、なかなか気づきにくいものです。
第三者の私から見て、前より良さそうに見える時も、
ご本人からすれば「まだまだ治っていない」と感じるようです。
症状は、ご本人の感覚ですから、
そういった時私は、「そういった感覚なんですね」と受け止め、
その方が安心できるまでしっかりサポートするように心がけています。
私にも経験がありますが、
症状が長く続くと、少し良くなっていることを見落としがちになったり、
良くなっている兆候も、これはたまたまで、まだまだ治っていないと思ったりします。
そういったお気持ちもわかります。
しかし、症状を改善するために、
少し良くなったと感じた時や、よくなっている兆候があるときは、
「自分は良くなっているんだ」と脳に言い聞かせるようにすると、
誤作動が起きにくくなり、よくなるスピードが加速されます。
ですので、あまり不安になり過ぎずに、
脳を安心させることも大切です。