不安感の行き着く先は
先日、腰痛の方の施術をしているときに、
仕事関係の「恐怖」、というキーワードが反応しました。
心当たりがあるとのことで、そのことをイメージして頂くと、
やはり体に反応がありました。
恐怖は、心配や不安なことで、反応することが多いです。
この場合、「これ以上ない最悪のシナリオ」をイメージしてもらい調整すると効果が高いので、イメージして頂くようお願いしました。
すると、
「実は、そんなに心配する必要は、ないかもしれませんね」
と言われました。
この境地に達すると、施術の効果が高まります。
不安に感じていることは、
実は、はっきりしていなくて、ぼや〜っとしていることが多いです。
不安感を、最悪の結末になるようイメージしてもらい、それについて冷静に考えてみると、確率的には、ほとんどありえないことが多いです。
例えば、
「仕事で失敗したらどうしよう」という不安感の場合、
「上司に怒られる」
↓
「自分の評価が下がる」
↓
「解雇される」
↓
「路頭に迷う」
↓
「家族が食べていけなくなる」
という感じです。
無意識の中の、不安の「最悪のシナリオ（行き着く先）」がわかると、誤作動に影響しなくなります。
無意識の気持ち・経験など
⬇︎
脳・神経系の誤作動
⬇︎
各種症状
不安感などで、お困りの場合、
自分に
「私は何が不安？」
「その先どうなりそう？」
「そこから、どうなると不安？」
と、質問を重ねていくと、最悪のシナリオに行き着くことができます。
最後に、
「それは、本当に起こりますか？」
と冷静に、イメージしてみてください。
このように、自分に質問するだけで、不安感が和らぐこともあります。
（慣れないうちは、施術をお勧めします。）
今日も「今、ここ」に集中していきましょう。
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