声の出にくさと「答え合わせ」〜自分の体の傾向を知るということ〜

先日、発声障害で通われている30代の女性が、3ヶ月ぶりに来られました。今回で13回目の施術です。
前回の施術からしばらくは調子よく過ごされていたそうですが、10日前から電話や接客の時に、また声が出にくくなったとのことでした。
いつものように、まずはアクティベータで全身のバランスを整え、続いて心身条件反射療法(PCRT)を用いて、どのような「気持ち」や「記憶」が脳の誤作動を招いているのかを丁寧に探っていきました。
施術後、その方が笑顔でこうおっしゃいました。
「今日は、これ(誤作動の原因)が出るかな……と思って来たら、やはり出ました。答え合わせをしに来ている感じです」
この「答え合わせ」という感覚、実はとても大切な前進です。
施術を重ねていくと、徐々にご自身の「脳の誤作動」に影響を与えている気持ちのクセや、生活の中での傾向が客観的にわかってくるようになります。
「たぶん、あのアレが影響しているんだろうな」と予測を立てて来院されるのは、ご自身の体を深く理解し始めている証拠です。
日常生活の中で「今日は少し調子が悪いな」と感じたとき、「きっとあの気持ちが影響しているんだな」と気づけるようになると、それだけでスッと楽になったり、症状が和らいだりする方もいらっしゃいます。
自分の体からのサインを読み解く力。
それは、症状に振り回されない自分を取り戻すための、大きな一歩です。
またいつでも、答え合わせをしに来てくださいね。
お待ちしています。