安静は、かえって症状を長引かせます
ぎっくり腰になると、ちょっとした動きでも激痛が腰まわりに起こりますよね。
しかし、不安にならなくても大丈夫です。
ものすご痛いですが、ぎっくり腰は怪我や病気ではありません。
ぎっくり腰のほとんどは、「筋肉のこわばり」が原因です。
そのため、病院(整形外科)に行っても、シップとロキソニンという薬をもらっただけということがほとんどです。
痛みが落ち着くまで「安静」にするように言われることがありますが、
これは科学的な根拠がなかったことが、お医者さんたちの研究でわかってきました。
下のグラフは、「安静にしたグループ」「ストレッチをしたグループ」「日常生活をつづけたグループ」に分けて比較した追跡結果です。
(Malmivaara A. et at : N Engl J Med, 1995)
このグラフは「痛みがどのくらい残ったか?」を3週間後と12週間後に比べたものです。
最も痛みが少なかったのは、無理をせずに動いていたグループでした。
安静にしたグループは、痛みが残った度合いが最も高かったのです。
(Malmivaara A. et at : N Engl J Med, 1995)
上のグラフは、仕事をお休みした日数を比べたものです。
仕事をお休みした日が最も少なかったのは、無理をせずに動かし続けたグループでした。
安静にしたグループは、お休みした日が最も多かったのです。
腰痛診療ガイドラインにも、
「安静にしているより、日常生活を我慢できる範囲内で動いた方が早く回復し、より早い職場復帰になる」
と書かれています。
ぎっくり腰は怪我や病気ではないので、
安静は回復を遅らせるのです。
ぎっくり腰になっても、我慢できる範囲内で安心して動かしましょう。
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